文章鍛錬のお題です。
いつもいつもただ可愛い、ぶっ殺す、ぶち犯すしか言えないねこさんですが、今日はその言葉たちを封じて比留間の魅力をお伝えしていこうと思います。
触れなくなった引き出しを使うトレーニングです。さてどうなることでしょう。
まず、わたしの創作を昔からご存知の方ほど、なぜわたしが比留間ミケにこんなにのめり込んでいるのか理解が難しいかと思います。
黒髪でもない、もちろん長髪でもない。メスお兄さんでもない、むしろ真逆、攻めです、オス全開です。
元々は愛猫玉響ちゃんというアルビノ要素があり、更にビッチというわたしの性癖を擽る子がいて、その子のためにペット帝国というゲームを始めたのです。
しかし、玉響ちゃんには恵まれず、初回100円で回せるガチャで引いたのがそう、比留間ミケだったのです。
最初は正直、猫だけれど……台詞とか見ても攻めだしなあ……まあ一番レア度が高いDTだし、育てるか。くらいの気持ちでした。
そして本編を進めていくと割と序盤で主人公(ユーザー)である真の飼い主神頭瑞清さんとの絡みがあって、喉をごろごろ鳴らしているのを見て、あれ、この子意外と可愛いところあるな……?とギャップ萌えが起こります。
さらに畳み掛けるように、派遣先で何やら意味深なことを言いながら切ない表情を見せられました。
んん? これは何かあるぞ?? と思いつつ、オモチャというカードのステータスを上げるための道具を見て、確信を得ました。
そのオモチャの名前は『諏訪隆成の万年筆』。諏訪隆成というのは生物兵器しかいないペット帝国に監視役としている唯一の人間です。
そして、その諏訪隆成は主人公の瑞清さんとただならぬ関係です。
諏訪隆成のカードには大体瑞清さんのことしか書かれていないのですが、奇跡を信じてすべてのカードを揃えました。結局絶望することになりました。
それくらい、比留間ミケは不毛な恋をしています。自分でも理解しています。しかもその恋は初恋。
はあ……お前……と、この瞬間、わたしは完全に比留間ミケに落ちました。
すべては仕組まれていたのではないかと思うほど綺麗に落ちました。
比留間ミケという存在を深く知っていくごとに好きになっていきました。
器用貧乏で、そこまで生きることにも執着していなくて、だから誰とでも浅く広く仲がいいです。
ただ相手にあまり依存されたり束縛されることは好んでいなくて、きちんと相手を見て優しくしているのです。
でもきっと諏訪隆成には依存されたいし、束縛してほしいし、したいでしょう。
しかし本当に好きなヒトを前にしてしまうといつもの飄々とした比留間ミケはいなくなります。
憧れの先輩を前にして挨拶もできない女子中学生のように、初心な乙女になってしまうのです。
ここで最初の方を思い出してほしいのですが、普段はオスです。どう足掻いてもオスでしかありません。
しかし諏訪隆成という存在をプラスするだけでメスを通り越して乙女になります。
大きなギャップを抱えたキャラクターは他にもいるでしょう。
比留間ミケの場合はそれに加えて関係性の複雑さやら、生物兵器としての葛藤など様々な要素が絡み合っていて……。
大分前から正直語彙力がつらいです。
明らかにお題の選択ミスです。
現在の錆びどころかカビまで生えている脳ではまだ早かったようです。
もう少し円滑に言葉が紡げるようになったらその2を書きます。
元のゲームが今月いっぱいで終わってしまうのですが、少しでも興味を持っていただけましたらイラストとかツイッターで書いていたものをまとめた140文字SSとかもちらっと覗いていただけましたら……嬉しいです……。
今後本格的に作品を書き始めたら一応世界観がわからなくても読めるように説明を入れつつ書いていくつもりですので……。
比留間ミケの可愛さが伝わりますように!
わたしの願いはそれだけです。
以上! 解散!