無意味に散らかして
周りを固めてみても
埋められない隙間
だれもしらない
それは気楽であり
孤独でもあった。
ひとりがすきで
ひとりになりたかった
なのに、
静かすぎる夜は
海鳴りもすすり泣き
だれかの声に怯えて
だれかの体温に怯えて
あなたの声に癒されて
あなたの体温に焦がれて
何百人とも接して
過ごしてるのに
この隙間は埋まらない
私の欠片
はぐれたままじゃ
呼吸も出来ない
会いたい
触れたい
時間を気にしないで
ずっと話し続けたい
あの夢のように
ずっと傍にいる
最後のばいばいが
無くなる日は
いつだろう。
あなたの隣が
わたしの帰る場所になる日は。
人間嫌いが
人間相手に
働く理由は
たったひとつ