※ぬるい性描写(事後描写)
『ふと目が合って気恥ずかしくなる』『なおみけ』を描きor書きましょう。
#kawaiiCP
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「んん……」 中に入っていた指が抜かれるとようやくこの暴力的な快楽を甘受し続ける時間の終わりかと自然と力が抜けてくる。 気持ちいいことは嫌いではない。けれど尚さんはとにかく女性にも当てはまる言葉なのかはさておいて絶倫すぎる。エム気質のある私的にはそれが堪らなかったりもするけど、何事にも限度というものはあるべきで。 イきすぎてこの問題を思考するために頭を働かせるのも億劫なので深くは追求しない。 何より尚さんが満足気に私の胸に顔を埋めて肌を寄せてくれるこの瞬間が一番好き。なのでそれを目一杯感じる方に精神を働かせる。 「な、おさん……」 「んー?」 いつもハキハキと喋る尚さんの間延びした返事に胸がきゅんと締め付けられる。可愛い、本当に私のためにあの手この手を使って可愛がってくれたことが窺えてぎゅうと抱きつきたいけど腕が、身体が重たるい。 「……っ!」 尚さんが私の声に応えてゆっくりと顔を上げた。いつ見ても綺麗すぎる。今なんて少し頬が赤くて瞳も潤んでいて絶対こんな無防備な尚さんの表情を知っている人は少ないと思う。 もうこんな表情を見せられたらじたばたともんどりを打ちたくなる。今は疲れ切っているのでやらないけど。 本当に顔がいい。それだけに留まらず仕事もできる、優しい、料理も上手い、尽くしてくれる……こんなに完璧な人が私の彼女なんて、と少し思うものの、私の相手ができるのは尚さんしかいない。私もありったけの愛情を彼女に捧げている、つもりだ。 「……どうしたの? 物足りない?」 「いやちがっ、尚さんに……見蕩れてただけです」 「……もう一回しようか」 「ひうぅ……っ」 ぺろりと元に戻りつつあった乳首を舐められて下がりかけていた熱がじんわりと上がってくる。 「そんな可愛いこといわれたら、ねえ?」 いったいなんと答えたら正解だったのだろう。 もうお腹いっぱいだと思ったのに、まだとろとろと涎を垂らす部分に尚さんの指が触れて。また思考が霧散していって。 尚さんのことだけをただ身体に覚え込まされるのだった。