お嬢様とメイド。
「おじょう、さま……」 戸惑ったか細い声が衣擦れの音に掻き消されそうなほどに頼りなく主を呼ぶ。真白は支給されているクラシカルなメイド服の長いスカートを自ら持ち上げて、主である玲に飾り気のない純白のショーツを曝すという恥…
文章以上、小説未満。走り書き、思考の整理、ネタ出しなど自分用のメモ帳です。
「おじょう、さま……」 戸惑ったか細い声が衣擦れの音に掻き消されそうなほどに頼りなく主を呼ぶ。真白は支給されているクラシカルなメイド服の長いスカートを自ら持ち上げて、主である玲に飾り気のない純白のショーツを曝すという恥…
もうひとつ。今度は「漫画を読みたいんでネカフェ行ってくるっす」という景虎くんに「俺も行く」とみけこちゃんが同行を申し出たことから始まります。 以前ラブホに行った時は設備に眼映りして明け方まで遊び倒して結局何事もなかった前…
前々から書きたい書きたいと思い続けている何らかのご都合主義によりラブホに泊まることになったかげみけ♀ちゃんについていい加減書き始めたい。このカプはネタが豊富すぎて次から次へと増えていくから筆が追いつかない、…
魔の血を持つ者として生まれた運命、それは必ず贄が必要となることである。純血種であれば捕食活動を行わないことは動物で表すとするならば息絶えること。実際は存在が消滅するだけでその亡き骸が残ることはない。故に、本能的にそれ…
あの日、朝から雨が降っていなければ、 あの日、母親と喧嘩をしていなければ、 少女は今も笑っていたのでしょうか。 夢を見た。それは酷い夢だった。まさか正夢になるなんて。 時計の針は今も進んでいる。少女は今も鼓動を止めている…
昔、少女にはお友達がいました。 そのお友達はいつでも少女の味方をしてくれて、悲しみに涙を落とせば一緒に泣いて、理不尽なことに腹を立てれば一緒に怒ってくれる。 そんな、大切なお友達でした。 しかし、そのお友達…
昨日のわたしを殺して、翌日、新しいわたしが目覚める。 昨日のわたしはもういない。新しいわたしは昨日のわたしの失敗も知らず、また同じ過ちを繰り返す。 だから何も進まない。いつも同じところをぐるぐる巡り、何ひとつ解決できない…
「死ねよ、ほら。さっさと死んでみせろよ」 黙れ。何もできないくせに勝手に脳内を掻き回すな。寄生虫の分際で。 「俺が寄生虫なら、お前は何だ。愛玩動物、ましてや家畜の価値すらないくせに」 &nbs…
お部屋が1番落ち着く場所ではないなんて、悲劇だと思う。と、引き蘢り気味の私は感じる。狭くて、呼吸さえままならない空間はいたくないと。似たような性質を持つ彼女は人々で溢れている外へ出て行く。4畳半くらいの面積に、必要なもの…